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感動経営を目指す、小さな会社の経営者です。 感動を与える仕事、感動を感じる職場、感動を感じる人間を めざして、今、自分にできる事を日々、成長しながら感動の中で 生きていけたら最高です。
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被災地炊き出し
本日、早朝5:00にようやく金沢到着。
土曜日の朝9:00に金沢を出発してから、約3日間
あっという間に過ぎ去った。

この3日間の経験は、大きく魂に響いた。

大災害の痛みで、すべての人が塞ぎこんで、項垂れている、

そんな中で一杯の温かい味噌汁をふるまいたい。

そんな思いを持っていたが、全く イメ-ジが違っていた。

到着後、7件の避難所を回ったが、救援物資をもってきた我々に

口ぐちにその場所のリ-ダ-の言われる事は、我々は今の所 物資は届いている

あそこの町には、食料が届いてないから あそこに届けてあげてほしい という謙虚な

思いやりのある言葉が、当たり前のように言われた。

もう今日は、炊き出しの実行はだめかなと思ったいた時、 ダメ元で最後に避難所に行った場所で

30過ぎ位の 漁師だと思われる 目をぎらぎらした 避難所の代表が、遠い所から御苦労さまです。

私達は、ここで炊き出しを2回も行えたから、私達より その奥の女川町は何一つ 物を口に入れてない

はずだから、そこに行ってあげて下さいと言われて、若い衆が一人 そこに今から 向うから

案内させます と言われて 女川町町立病院で 炊き出しを行う事となった。

炊き出しをふるまうと、嬉しそうに あったかい味噌汁を口に運ぶ 一人ひとりの笑顔を見れた時

よかった と心から嬉しくて、目頭が熱くなった。

今回の被災地への経験で 沢山のメセ-ジを魂の奥底に貰った。

少し大きい文字"color:#cc0033">私達はどん底に今 あるけれど めげていない 本気で精いっぱい 生き抜く

そんなメッセ-ジが 響いてきた。

そんな被災者の笑顔、表情、目を見ているだけで

涙が出てきて しょうが無かった。

人間は強い、日本人は素晴らしい、 どん底を経験して

はら がすわつた人間の生きるエネルギ-は とてつもなくでかくて 強い。

子供からじいちゃん、ばあちゃんまでが みんなそんなエネルギ-で力強く生きている。

そして、美しすぎる程 謙虚である。

緊急物資輸送中の我々の車に、深々と頭を下げる 一人の老人の姿を見た時は

号泣するほど 感動した。

朝におにぎり1個、夜におにぎり1個、 これだけの配給で 物資は届いている という

被災者の姿に、感涙、

生きるエネルギ-に満ち溢れている姿に 我々が 凄いエネルギ-を逆に頂いてきた。

あの姿を見て、当たり前のように 水道が使えて、家があって、ガスが使える生活の

我々が、小さな事でくよくよ嘆いているわけにはいかない、

物資を届けるだけで ボランティア と考えていた自分に 本気で現地で動かないと

何一つ、結果が得られない事を まざまざと教えて貰った。

この3日間は 大きな学び、一生の財産を頂いた。

本当に、感謝、感激。








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