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感動経営を目指す、小さな会社の経営者です。 感動を与える仕事、感動を感じる職場、感動を感じる人間を めざして、今、自分にできる事を日々、成長しながら感動の中で 生きていけたら最高です。
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インド旅行記
本日,インドから日本に帰って来ました。
東京から大阪に向かう新幹線の中で,ここ数日間の出来事を思い出しながら,涙が出てきてしょうがなかった。
何故,今回 インドに行ったのか?
行かない,行けない理由はいくらでもあった。
だけど,行かなければ という思いがまず 最初にあって
理由がはっきり分からないけど,確信していた 心の中で。
インドに呼ばれたんだと,
インドで出逢った,ダルという青年とディップという青年。
彼らに逢う為に来たんだと,1日目で感じた。
ダルは,27歳で 人なっついこい顔をした好青年で
日本語はペラペラ。
最後のお別れの時,深々と頭を下げる彼の目から 涙が零れだして
彼の思いが痛いほど 伝わってきた。
彼の生まれ育った ブッダガヤにつくと,小さな子供が ギブミ-
マネ- と 沢山寄ってくる。
豊かな国に育った私には,なんとも言えない光景が そこらじゅうで
起きている。
ダル自身も,貧しい村に生まれ育ち,カ-スト制度という差別制度の
中で,同じような少年期を過ごしたらしい。
ある時,ほんの少し 誰かに 支えられる事により
自分の力で生き抜く という事を,
その誇りを大事にするという事を学んでいったそうで,
インドには,生まれながらにして,乞食の子供として生まれ,
それが当たり前のように 生きている子供が腐るほど居る
ほんの少し,支えて 勉強する事を教えて上げる事で
自力で生き抜く事の大切さを自覚する事が出来る
と彼は言い切る。
彼は,20才の時にB型カイエンという重い病気にかかる,
貧しい,彼にとって 致命的な病気で,その時に意識のないまま
数日間を過ごし,死んでいく事を覚悟していたそうで,
自分の哀れさ,世の中の不公平さを恨んだ。
そんな彼を命がけで,遠くの村まで運び,病院に連れて行き
奇跡的に彼の命を救ったのが,もう一人の青年 ディップだった。
この時,一度死んだ命,もう一度貰った命を人の為に生き抜こう
と心に誓う。
二人の兄弟を養いながら,死にもの狂いで 働き 
勉強する事によって,自力で生き抜く事の大切さを知り
人並みの生活が出来るようになった時,
この思い,チャンスを沢山の子供達にも伝えたいと,
デイップと一緒に 小学校を自力で造っていく事を自分の使命と悟り
今年の1月にとうとう,小学校を創立した。
自分たちの名前では,誰も応援してくれないと悟り,
ブッタガヤで出逢った,ミネハハという日本の歌手の名前で
小学校を立ち上げた。
大きく新聞にも取り上げられ,日本のシンガ-が 貧しい村に
ボランティアスク-ルを立ち上げたと書かれた。
実質は彼らが,独自に運営しているが,彼らの名前を表に出すこと
は,多くのジェラシ-を誘うだけで,彼らの夢が潰される事を
彼ら自身が良く知っていた。
デイップが語る,
私たちは,今まで ボランティアスク-ルという名の元,多くの
寄付金を食い物にしている団体が殆どである事を見てきた。
型だけのボランティアスク-ルでは,私たちの思いが叶わない。
名前や,金を残す目的は 私たちには 少しもない
私は命がけで,命の限り この学校が育つ事を望んでいる。
そして,この思いを持った 人間が出てきてくれれば
私の命は絶えても本望である。
私には何も残らないが,この魂を残していきたい,
この魂が残れば 本望です。
他には,なにも望まない。
あなた達が来てくれた事が,彼らには どれだけの救い,希望に
なっているか,
この子達は,生まれた時から 虐げられた生活をおくってきた
外国から来た,豊かな国 ジャパンの人が 自分たちに 握手して
微笑みかけてくれている,
この子達にとって どれだけ 励みになり, これからの支えに
なってくれているか,
あなた達がこの貧しい村に訪れてくれているだけで この子達には
信じられないくらい ありがたい事なのです。
私はこの言葉に 返す言葉がなかった。
只,熱いものだけが こみ上げてきて 仕方なかった。
その夜,村の村長さんが 我々を晩餐の御馳走の食卓に招待してくれて
訪れた。
そこに並べられていた御馳走は,ホテルの食事にも満たない,
申し訳ないが,御馳走には見えなかった。
村長にしてみれば,最大級の御馳走であったろうに,
胸が痛んだ。
これが,現実である事に 私自身 やりきれなさを感じた。
彼らのやろうとしている事は,魂を育てる,伝える という
これから,100年かかるだろうという事をしている事が
痛いほど感じた。
インド国民は,実質15億人存在すると言われている。
この国がどんな成長をしていくかが,今後の地球を救うか 壊すか
という事を強く感じた。
今,私にできる事が沢山あるという事を
改めて,感じさせてもらった。
心より,感謝。


講演会美しい地球を子供達に 私たちにできる事
地球村 高木代表 講演会
3月11日 13:00~16:00
富山県高岡文化ホ-ル
前売り,1500-





















































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コメント

管理人にのみ表示

もうしわけございません。
本文には別の管理人様のお名前を残してしまいました。
申し訳ございませんでした。
ナマステ | URL | 2008/12/13/Sat 18:31 [EDIT]
NPO法人ミネハハヘルピング 様

お返事ありがとうございます。

適切なお返事に感謝致します。

>ビハール州政府役人の不正を指摘することになるからでございます。

こちらの件に関して意見をさせて頂ければと思います。
不正を指摘してはいけないのですか?
どんな不正、インドでは日常的に見受けられる騙しなどの不正も含めて指摘をしない事には世界で苦しむ子供たちはなくならないといった考え方間違っていますでしょうか?
しかし、ミネハハヘルピング様のお気持ちもこのお返事を読ませていただき少し理解ができたと思います。

これからも現地に多く行く事がありますのでこれからのご活動を楽しみに見守らせて頂ければ幸いです。

ひとつ、お願いがございます。
今後ミネハハヘルピングからのご案内にぜひ学校の現状をこまめに送って頂きたいと思います。支援者としてお力になれる事があるかもしれませんよ。
私はインドでは少しお力をお貸しできたかもしれません。
今回は事情があり名前をふせましたが、主人がインドではそこそこ影響力があるためです。
また、何かありましたらご報告から事情を汲ませて頂きお力になれればと思います。
今回はこのような形になってしまいましたが、このご縁に感謝いたします。

また、careさん、今回は本当にありがとうございました。

これで同じく疑問を持っていた方々も納得して頂けるご返答を頂けて引き続くミネハハヘルピングのご活動を心から見守る事が出来ると思います。

ダルさんの詐欺的行為に関しましては寄付金を集める際に語る物語をもういちど見直してみてください。
実際の物語と現実のくい違いが多く見受けられます。
物語を作るのは犯罪ではありませんが事実とは違う事を語り同情を得て寄付金を集めるのは詐欺。
ダルさん本人が着服していると言いません。このような事はミネハハヘルピングさんの名誉にも関わることと思うので忠告をさせて頂きました。
このような事はミネハハヘルピングや学校と関わる以前からの事実です。
何年も前からたくさんの特に女性たちが被害を受けています。
私は、インド中をまわり被害を受けている日本人女性たちのカウンセリングもしております。このようなことで悩まれている女性の多さに驚かれるとおもいますがとくに日本人の女性は騙されやすいです。自分を簡単に安売りしてしまいます。お金目的に遊ばれてしまうターゲットです。ビハール州ブッダガヤは特に多い現実です。
この件はまた別の話になってしまいますがこの延長線で寄付金集めをするのはいかがなことかと思います。
子供たちの為には私財でも綺麗なお金で活動をして欲しいものです。
ナマステ | URL | 2008/12/13/Sat 18:30 [EDIT]
ナマステ様

NPO法人ミネハハヘルピングでございます。
この度は、インドの子どもたちのことを一番に考え、
活動を推進するための
ご提案・ご忠告を頂きまして、誠に有難く
感謝申し上げます。

ナマステ様がおっしゃる通り、
第1校の校舎は、今閉鎖されております。
現在は、同じ村内に、生徒全員が勉強することができる建物を借り、
そこで子どもたちは皆、授業を受けております。
ご支援者様へ、その旨をご報告しておりませんのは理由がございます。
第一に、その経過を説明することは、
ビハール州政府役人の不正を指摘することになるからでございます。
たとえ、どんな理不尽な仕打ちのため、元の校舎が閉鎖されたとしても、
それを批判せず、愛と調和の心で、元の校舎を子どもたちに返す努力を
日々続けております。
第二に、子どもたちは、借りた校舎であっても、
以前と何ひとつ変わらぬ心で、
学習に励んでいるという事実があるからです。
建物というもの、イスや机というもの、
そういった目に見えるものが
子どもたちを支えているのではなく、
ナマステ様のように
日本から遠いインドの子どもたちのことを
思ってくださる方々の存在が、
子どもたちの心を支えているのです。
もし、ナマステ様が、それでも
経過をお知りになりたいようでしたら、
お名前・ご住所・お電話番号を
下記連絡先までお知らせください。
会計報告書とともに、
ご報告させていただきます。
ご支援者の皆様にも会計報告書をお送りすべく、
以前より準備を進めております。
あたたかいご忠告ありがとうございます。

チャリティーコンサートでは、収益金、よろこびのミニ色紙の
売上が寄付されます。
CDは、ミネティーの部門ですので、CDの売り上げは
有限会社ミネティーの収益であり、そこから寄付される場合は、
ミネハハ個人としての寄付となっております。

ダルの詐欺ともいえる寄付金集めの手段とは、
どのような行為を指しているのか
わかりかねますが、
この団体は、インドでもNPO法人として登録されており、
インドの法律により、
学校への寄付金は1ルピーも個人が使うことはできません。
そして、ダル自身も私財を投じて学校を運営してきたことも
申し上げておきます。

今、第2校目、3校目を立ち上げましたのは、そこに
学校へ通いたいと願いながらも、
労働に従事している子どもたちが
何百人といたからです。
余裕ができてから、助けようと思って先延ばしにしていたのでは、
子どもたちはすぐ年を重ねてしまいます。
今、お腹をすかせて倒れた子に、
食べ物を与えず、自分たちがお腹いっぱいになってからにしよう、
余分があれば与えようと思っているうちに、
その子は死んでしまうでしょう。
今、助けを必要としている子どもたちに出会ったなら、
今、手を差し伸べる。
それが、私どもが第2校目、3校目を開校した理由です。

ナマステ様のご忠告のお陰で、
私どもの活動を改善し、より良いものとする
素晴らしいきっかけとなりました。
深く御礼申し上げます。

また、このような貴重な場をお借りし、
私どもも勉強させていただくことができました。
シンセイ様には心より
感謝申し上げます。
ありがとうございます。

インドの子どもたちにとって、
すべての人々にとって、
より良い世界となりますよう、
志を高く持って全力を尽くしてまいります。
皆様とご縁を頂きましたことに
心より感謝申し上げます。

NPO法人ミネハハヘルピング
〒145-0071
東京都大田区田園調布1-30-8-403
TEL 03-3722-8940
info@minehaha.com
ミネハハヘルピング | URL | 2008/12/13/Sat 08:24 [EDIT]
実はインドに行く前にこちらのブログを読んでいました。
胸をいっぱいにしてダルとディップに会いました。
徐々に二人の話がほとんど嘘だった事を知りとても残念に思います。同情を得るためのシナリオ。
皆さんも少しだけ深い付き合いをしてみてください。
色々見えてくると思います。

少しキツイ事ですが、
色々ミネハハさんの学校の事で最近耳にします。
創立者のインド人。ダルさん。彼の詐欺とも言える寄付金集めの手段には言葉を失います。

第2校目を立ち上げている場合なのでしょうか?
第1校がまだ2年も経っていない中の進行はNPO法人の活動にはふさわしいのでしょうか?
しっかり、最初の学校から卒業生を見届け、就職先を確保したのでしょうか?
素人のやり方ですと一番苦しむのは学校に通う子供たちだと思えます。

私は、決してあなた方の活動方法には賛同できません。
ミネハハさんの営業促進ツールになっている学校には支援しません。と言いたいです。

ここのNPOの活動はもっと調べ、指導が必要です。
チャリティーコンサートで売られているCDは寄付されていないと聞きました。
私が行ったコンサートではそのような表記はなく全て寄付されていないと聞きました。
第1校が閉鎖されている事は寄付している方々には報告がない。
自分はたまたま直接インドに行った方から聞きました。そして、もちろん私のところにも報告はありません。
ミネハハNPOからは彼女のコンサートの案内やインドツアーの案内が届くのですが・・・
寄付してもらいたい時だけ一生懸命なのはチャリティーとは言えないと思うのですが。
寄付金の使い道などもっと報告する事がたくさんあると思うのですが。

この学校に関わっている方々が早くあやまちに気づき活動方法を修正してほしいと願っています。
皆さんも協力してミネハハさんや創立者の彼らにも納得したうえで伝えて頂けたらと思っています。

すみません。直球で | URL | 2008/12/08/Mon 23:52 [EDIT]
いやいや~
ディップとダル・・・
有名人ですね。

被害を受けた自分から言えるのはミネハハやこの学校には気をつけてくださいね。
お金はほとんど嘘の作り話を交えた話で寄付金を集めてるみたい。
やっている事はすごいけど、自分たちのお金儲けも含まれていると思うと・・・

そして、ダルとディップは日本人の妻と子供がいるのを隠していてに誰とでも遊んでしまう(日本人の女の子なら誰でもいいみたい)。ミネハハが居ない時は特に遊び人。奥さんが居るのに。少し、気をつけて付き合ってくださいね。

学校に通う子供たちの事を思うと早く自分たちのあやまちに気づき活動を修正してしてくれる事を願うのみです。
ナマステ | URL | 2008/12/08/Mon 22:23 [EDIT]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2007/10/06/Sat 17:58 [EDIT]
おかん☆へ
伝える事がたくさんあるから,今度 じっくり話すわ
| URL | 2007/03/09/Fri 23:50 [EDIT]
お帰りなさい(^^)
またお話を聴かせてくださいね(^^)vv
ふみちゃん♪ | URL | 2007/03/09/Fri 19:55 [EDIT]

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『ブッダガヤ』について
ブッダガヤボードガヤー(仏陀伽邪 ??????)は、ゴータマ・ブッダの成道(悟り)の地で、八大聖地の1つ。また、ヒンドゥー教における聖地でもある。特に仏教では最高の聖地とされている。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia-  [続きを読む]
インドの心 2007/03/12/Mon 21:03
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